夕焼け色は英語ではpink!!
日付 : 2017年8月30日12:20 PM
夕焼けはなぜ赤い?と言うように、日本人は夕焼けを赤と表現します。英語を母国語とする人たちは夕焼けの色をpinkと表現します。若い頃、オーストラリア人がpinkというのをなんだか解せない気持ちで聞いていたのを思い出します。この絵本は英国の小学生用の地理副読本です。
レッスンでtigerの色をorangeというと、入会したばかりの生徒は、うっそ~とびっくりします。
英語を学ぶとは、絵、実物、実体験や物語を通して、ネイティブの人たちがどう表現するかを知り、真似ることから始めるといいと思います。英語と日本語は意味が一語一対応していないことを色表現を通して生徒たちは体感してくれます。
この絵を見せて、Where is the cat?ときくと、小学生の生徒たちは、On the branchとか、In the treeと即座に応えます。中学高校英語の洗礼を受けてから入会してくる生徒は、英検準2や2級に合格していてもOn the treeと答えます。絵→日本語→英訳をして、間違った英語表現を創作してしまうのです。
大量の易しい英語に慣れ親しむと、知らないうちに英語基礎力が築かれていきます。土台を築いた後も多読を続けていくと、パスポートも持たない純国産っ子の小中学生が英語圏の同年齢の会話力・読解力を身に付けてしまうことがあります。きっと、英語の物の見方、考え方、生活、文化そのもを疑似体験してるからなのでしょう。
Excel English Club 山崎僚子