英語のおしゃべりは沈黙のあとに

日付 : 2016年11月12日4:20 PM

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お子さんが、一語文を話しだした記念すべき日をお母様方は大切に覚えていることでしょう。その時は話しかけられていることが随分わかるようになっていませんでしたか?

 

赤ちゃんは語と語の切れ目を、日本語の文法的構造をちゃんと本能的に見つけ出して、 母語を体得していくそうです。言語学、認知心理学などの分野で観察されているそうです。

 

子供にDOGは犬よ、What’s your name?は名前を聞かれてるのよ, See youって言ってごらん等、手っ取り早く教えてしまうと、結局は日本語回路に英語を取り入れてしまっているだけ のことになりますよ。

 

教え子たちをみていますと、教室で英語遊びや英語のおしゃべりを楽しみ、ご家庭でお母様が子供の気持ちにより沿って一緒に絵本を楽しんだり、児童書に興じるお子さんを暖かく見守ってくださると、ある日突然ポロっと一語文が始まるのです。その後、堰を切ったように英語のおしゃべを始める子がいます。土台ができているからです。

 

小学生から英語でおしゃべりを始める生徒に共通していることがあります。日本語がしっかりしているのです。年中、年長さんのころから 『て・に・を・は』がきちんと身に付いています。困った時でもめそめそせずに自分の気持ちを伝えてくれます。身の回りで起きた出来事をちゃんとお話してくれます。

 

英会話のできる子供を育てたいと思われたら、日常の日本語でのおしゃべりを大切にして、英語で話しかけたりせずに、お子さんと一緒に英語絵本などを楽しんでみるのが丁度いいかなと思います。

 

中高生も大人も、易しい大量のCD付き英語絵本からやりなおしてみると、すごいことがおきますよ。

ExcelEnglishClub 山崎僚子

 

 

 

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